寝相

いつもお布団の中に上手にもぐれないキクさん。

一応もぐったつもりが、

おねえたんと寝るの。

もんくある？

おねえの横を通過したつもりが、
ふとんを向こうへ押しのけ、
出来たスペースは狭く、

仕方がないので、自分が小さくなったようだ。

まんまるになって、
後ろ足までおねえの足の上に乗せて、
しっぽだけが妙に長い物体できあがり。


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